ホーム プロのこの技 赤富士稲庭(白雲鮑、たぬき、薬味)

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赤富士稲庭(白雲鮑、たぬき、薬味)

COOKING INGREDIENTS

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Ingredients

  • For 4 Persons
  • Cost: 3,000yen
  • Cooking time: 1時間
  • Number of cooks: 1 Persons
  • 丸藤鰹節鹿児島山川産女節削り

    17g

  • 富山氷見江政産魳煮干

    1本

  • 薄口醤油

    60㏄

  • 甘強味醂

    60㏄

  • 鮑(アカ)1杯

    120g

  • 稲庭うどん(乾麺)

    120g

  • 赤芯大根

    100g

  • 生姜

    少々

  • 浅葱

    2本

COMMENT

狸が化けて赤富士になったことが分かるよう、富士をかたどったうどんの周りには鮑を揚げた際の天かす(たぬき)を散らしてみました。遊び心が伝わると嬉しい一品です。出汁を引く際には、「富山の魳煮干」を使いました。魳は香りが強い上にうま味も強いので、出汁の美味しさがアップします。赤芯大根は春から夏の時期にサラダや卸して使用しますが、この色を何かに使えないかと考え、赤富士に見立てています。サッパリとした味わいがうどんを邪魔せず、よく合います。

作り方

作り方

  1. ①水600㏄(アルカリ水でも)に醤油、味醂を入れ、鰹節削り、魳煮干を入れて火にかけ、沸いたら火を細くして味醂のアルコールを飛ばしたら濾す。後、冷ます。

  2. ②鮑は、殻から外し、縁側を切り、8に分け、天婦羅衣で揚げる。芯の白い所だけ卸し金で卸す。
    ③稲庭うどんは、茹で上げて冷水に取り、笊に上げる。

  3. ④赤芯大根の赤い所の芯だけを卸す。

  4. ⑤赤富士は、漏斗の内側にセロハンを巻き、卸した赤心大根を張り付け、中側に茹でた稲庭うどんを入れてよく押し、器に落とし入れてセロハンを剥がす。
    ⑥薬味に卸し生姜、浅葱小口切りを添える。
    ⑦鮑を揚げた天かす(たぬき)を使う。
    ⑧ぶっかけ麺として進める。

熱田浩志

  • 一ツ橋如水会館「橋畔亭」
  • 料理長・公益社団法人日本料理研究会 師範