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鮑衣揚 稲庭うどん(大根卸し、薬味)

今回は、「食事」の基本「稲庭うどん」。大根卸しと薬味でシンプルに食べていただきますが、出汁を引く際の温度と時間が重要です。水に昆布を入れて30分以上火にかけるとぬめりが出て出汁が濁りますし、鰹節削りは10秒以上入れると、味がくどくなってしまうので気を付けましょう。
鰹節と昆布で出汁を引く際、味醂のアルコールはしっかり飛ばすようにします。そうすることで、どんな方も好き嫌いなく、美味しく飲める出汁となります。鮑は、殻から外して8枚に切り、天婦羅衣で揚げています。油分が鮑の甘みを引き立てますね。

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赤富士稲庭(白雲鮑、たぬき、薬味)
工夫

赤富士稲庭(白雲鮑、たぬき、薬味)

狸が化けて赤富士になったことが分かるよう、富士をかたどったうどんの周りには鮑を揚げた際の天かす(たぬき)を散らしてみました。遊び心が伝わると嬉しい一品です。出汁を引く際には、「富山の魳煮干」を使いました。魳は香りが強い上にうま味も強いので、出汁の美味しさがアップします。赤芯大根は春から夏の時期にサラダや卸して使用しますが、この色を何かに使えないかと考え、赤富士に見立てています。サッパリとした味わいがうどんを邪魔せず、よく合います。

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