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信州蒸し(甘鯛、茶蕎麦、白髪葱、山葵、美味餡)

COOKING INGREDIENTS

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材料

<分量>
  • 甘鯛

    200g

  • 茶蕎麦

    40g

・美味餡
  • 出汁

    10

  • 味醂

    1

  • 薄口醤油

    0.5

  • 濃口醤油

    0.5

COMMENT

今回は、「蒸し物」について島田孝男師範(ぎんざ春日)に学んだ。「信州蒸し」を取り上げる。

蕎麦どころからあやかって命名

蕎麦どころからあやかって命名

  1. 信州蒸しは、白身魚を蕎麦で包んで蒸し上げた料理。蕎麦どころである信州(今の長野)にあやかって、「信州蒸し」または「信濃蒸し」と呼ばれています。新蕎麦が出回るのは10月下旬から11月上旬なので、ちょうどいい季節ですね。今回は「蕎麦自体を使う」「蕎麦粉を使う」というように、蕎麦の使い方で変化をつけてみました。また、蕎麦は濃口醤油が入った出汁が美味しいので、薄口醤油、濃口醤油いずれも使って餡を作りました。

  2. コメント

  3. 蕎麦を少し硬めに茹でておくのは、後ほど蒸して仕上げる工程があるからです。今回使っているのは、池島フーズの茹でおき用茶蕎麦なので、時間が経ってものびないのでいいですね。普通の蕎麦でももちろん美味しいと思いますが、今回は甘鯛の赤色に映える緑色の茶蕎麦を使い、彩りにも配慮しました。

信州蒸し(甘鯛、茶蕎麦、白髪葱、山葵、美味餡)の作り方

信州蒸し(甘鯛、茶蕎麦、白髪葱、山葵、美味餡)の作り方

  1. ①甘鯛の切り身を霜降りし、酒塩にて洗う。

  2. ②茶蕎麦を少し硬めに茹で、冷水にて洗い、水気を切る。

  3. ③観音開きにした甘鯛で先の茶蕎麦を巻き、器に入れて蒸し器にて蒸し上げる。

  4. ④美味餡を掛け、白髪葱、山葵を添える。

島田孝男 氏

  • ぎんざ春日
  • 師範