ホーム レシピ 蕎麦糝薯、鶉摘み入れ、名残り松茸

蕎麦糝薯、鶉摘み入れ、名残り松茸

COOKING INGREDIENTS

FREE

材料

  • 4人前
  • 原価: 200円
  • 調理時間: 30分
  • 調理人数: 1人
蕎麦糝薯
  • 蕎麦粉

    40g

  • 寒ざらし粉

    40g

鶉摘み入れ
  • 鶉挽肉

    40g

  • 松茸

    1本

  • 芽葱

    32本

  • 乱引山葵

    少々

【調味料の黄金比率を知りたい方へ】

COMMENT

吸物です。蕎麦糝薯には蕎麦、餅粉、大和芋を使うので、「糝薯」の漢字の部位全て使っています。鶉摘み入れは、「鶉の喉仏まで付けて来て」と肉屋さんに頼んで、喉仏のプチプチとした食感が残るようにしています。
口は乱引(蘭引)山葵です。最近献立で見かけませんが、香水を取る機械をランビックと言うそうです。
お酒を沸かしてアルコールを飛ばし、土ものの湯呑に山葵葉微塵切り、卸しで使わない部分の繊切りを入れて沸いた酒を注ぎ、和紙で密封して冷めるまで置くと、開けた瞬間に山葵と分かる液体になります。

こちらは十月の献立でやってみたいもののひとつでした。平成七年十月にさがみで日本料理研究会の催しにお出しした小松崎剛先生の献立で、それをアレンジしました。

作り方

作り方

  1. ●蕎麦糝薯は、蕎麦粉、寒ざらし粉を合わせ、水で耳たぶくらいに練り、熱湯に落として茹でる。
    ●鶉摘み入れは、鶉をつくねて、湯に落とし、団子とする。
    ●鰹出汁に鶉つくねだし汁を加え、味を調える。
    ●松茸を入れ、椀に芽葱、乱引山葵を入れ、吸地を張る。

【作る前に調味料の配合を確認したい方へ】

熱田浩志 氏

  • 一ツ橋如水会館「橋畔亭」
  • 料理長・公益社団法人日本料理研究会 師範