ホーム プロのこの技 焼零余子ご飯雪見仕立

プロのこの技

焼零余子ご飯雪見仕立

COOKING INGREDIENTS

プロのこの技

FREE

材料

<分量>
  • 天蕪(卸したもの)

    80g

  • 海老

    60g

  • 壬生菜

    20g

COMMENT

たとえベテランの師匠でも、耳にしただけ、一見しただけでは調理方法がわからない料理がたくさんあります。そんな料理を手元写真を使って丁寧に解説していくのがプロの「この技!」。お客様をあっと驚かせることが出来れば、料理人冥利につきますね。

焼零余子ご飯雪見仕立の作り方

焼零余子ご飯雪見仕立の作り方

  1. 雪見仕立に使う天蕪は、卸金の細かい方の目で卸しましょう(写真)。きめ細かく卸すことでざらざら感が口の中に残らず、滑らかで喉越しよく食べていただけます。今回は鯛のアラでスープを取りましたが、鼈や鱧などその時にある素材を使ったスープでも美味しいと思います。最初は硬いご飯を崩しながら食べ、霙鍋にして、その後はコトコト煮ている内にご飯が柔らかくなり、雑炊風にも楽しんでいただけると思います。

  2. ①零余子ご飯を炊き、おにぎりにして焼く。

  3. ②鯛の中骨、頭に塩をして焼き、水、昆布、葱、生姜でスープを取る。薄口醤油、塩で調味する。

  4. ③天蕪は卸しておく。海老は塩ボイルする。壬生菜は色よく茹で、味塩に浸ける。

  5. ④小鍋に鯛のスープ、焼零余子ご飯を入れ、温める。卸した天蕪、海老、壬生菜を加えて供する。

清水繁光 氏

  • 紀尾井町吉祥
  • 料理長