COOKING INGREDIENTS
FREE
材料
- <分量>
-
-
鰤(50g)
5切
-
天王寺かぶら
1個
-
干海鼠
2匹分
-
京人参(1cm)
5枚
-
菜の花
6本
-
柚子
少々
-
プロのこの技
COOKING INGREDIENTS
FREE
鰤(50g)
5切
天王寺かぶら
1個
干海鼠
2匹分
京人参(1cm)
5枚
菜の花
6本
柚子
少々
塩寒鰤の作り方
塩寒鰤の作り方
塩寒鰤は、「私が修行時代のころからずっとやっている仕事で、こちらは伝統的と言えるでしょうね。今回は節分ということで、金海鼠を鬼に見立てました。さりげなくどこかに季節を感じる仕事を入れたいなと」。みなさん冬になると、よく「寒(かん)」を使いますが、本来は「寒」は2月のものを言います。
①塩寒鰤は、鰤を上身にし、50gに庖丁して、べた塩で約1時間おく。一度塩を洗い流して霜降りし、水、酒、出汁昆布を入れて灰汁をすくいながらゆっくり炊いていき、薄口醤油で仕上げる。天王寺かぶらは厚めに皮を剥いて下茹でし、鰤と一緒にじっくり含ませる。
②干海鼠は、藁を入れた湯を毎日取り換えながら一週間ほどもどし、さらに鍋で柔らかくなるまで火にかけ、水にさらして内臓をきれいに掃除し、出汁10、濃口醤油1、味醂1の出汁にて炊く。
③京人参、菜の花は八方出汁にて炊く。
COMMENT
たとえベテランの師匠でも、耳にしただけ、一見しただけでは調理方法がわからない料理がたくさんあります。そんな料理を手元写真を使って丁寧に解説していくのがプロの「この技!」。お客様をあっと驚かせることが出来れば、料理人冥利につきますね。