ホーム 料理開発ラボのレシピ 緑茶と鶏冷製仕立 (富士山氷だし、緑茶、駿河軍鶏スープ、アボカド翡翠、茄子包み)

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緑茶と鶏冷製仕立 (富士山氷だし、緑茶、駿河軍鶏スープ、アボカド翡翠、茄子包み)

COOKING INGREDIENTS

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材料

  • 10人前
  • 原価: 350円
  • 調理時間: 30分
  • 調理人数: 1人
  • 緑茶(静岡県産)

    25g

  • ロックアイス (富士山天然水)

    700g

  • 軍鶏(駿河産)がら

    1羽分

  • 1升

  • 100㏄

  • 長葱

    10㎝

  • 生姜

    スライス2枚

  • 緑茶(静岡県産)

    200㏄

  • 吉野葛

    100㏄

  • 軍鶏挽肉

    100g

  • アボカド

    80g

  • 大和芋

    20g

  • 卵白

    1個分

  • 生クリーム

    小さじ1

  • 茄子

    1本

  • 大根

    適量

  • 黄色人参

    適量

  • 人参

    適量

【調味料の黄金比率を知りたい方へ】

COMMENT

日本料理の出汁について改めて考えると、昆布と鰹のうま味成分であるグルタミン酸とイノシン酸による相乗効果によって作られていることが分かったので、うま味成分に着眼しました。その中で私が取り上げたのが「お茶」です。お茶には昆布と同じグルタミン酸が多く含まれていて、勤務先で出しているお茶を使おうと考えました。お茶は静岡県産あさつゆで、他のお茶より味が濃い物です。うま味をより引き出す為に氷で二晩かけて取り、渋みを抑えてうま味成分と甘みを引き出しました。お茶は畑の作物なので、出汁の食材として同じ静岡産の駿河軍鶏を選び、水も富士山の天然水を使い、お茶を2、駿河軍鶏の出汁を1の割合で合わせて椀出汁としました。椀種は駿河軍鶏挽肉とアボカドを芯にした物に翡翠茄子を巻きました。茄子は油で揚げているので油分もうま味として楽しんでいただけます。

作り方

作り方

  1. ❶ロックアイスに茶葉を入れ、一晩抽出する。
    ❷アボカドを蒸して、天つゆに一晩浸け、裏漉ししてペースト状にしておく。
    ❸茄子を素揚げし、鶏スープで一晩含ませておく。
    ❹氷出しにしておいた緑茶を漉す。
    ❺鶏がらを霜降りし、血合いなどを綺麗に掃除し、水、酒、長葱、生姜で火にかけ、最初は強火で、2時間掛けてじっくり出汁を取る。
    ❻鶏出汁を薄口醤油、塩で調味し、冷まして緑茶と2:1の割合で合わせ出汁とする。
    ❼鶏挽肉は、アボカド、卵白、大和芋で合わせ、鶏玉に取り、火を入れて冷ます。
    ❽茄子を細引きし、網目状にして茶巾に包み込む。
    ❾緑茶と吉野葛2:1で合わせて緑茶水仙を作り、丸に取り、かぶせて盛り付ける。

【作る前に調味料の配合を確認したい方へ】

岡本恒平 氏

  • 明治記念館