COOKING INGREDIENTS
FREE
材料
- <分量>
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芝海老
30g
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三つ葉
少々
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プロの基本
COOKING INGREDIENTS
FREE
芝海老
30g
三つ葉
少々
油の温度を不必要に上げないことが大事
油の温度を不必要に上げないことが大事
今回は天婦羅の基本2回目と言うことで、油の扱いについてお話します。天婦羅に向く油の条件としては、素材の持つ味、香りを邪魔しないということ、そして、耐熱温度に優れており、酸化及び劣化しにくいことが挙げられます。その中で、当店ではオープン以来、胡麻油、綿実油、コーン油の3種を合わせて使用しています。まず、胡麻油は酸化安定性に優れており、旨味や甘みが豊富です。そして、綿実油は独特の香ばしい香りが特徴で、カラッと揚がります。また、コーン油は独特なまろやかな風味が特徴的です。
天婦羅を揚げる際に気を付けるべきは油の温度を不必要に上げないことで、それにより油の疲れが抑えられます。また、不純物があると酸化するので、余分な揚げ玉をこまめに取り除くことも必須です。
芝海老に卵黄を少し加えることでふっくらとしたかき揚になり、早く固まります。そして、2回に分けて油に入れるとかき揚の厚みを増すことができます。また、油の温度は170℃程度にして浅いところに入れると、揚げやすいですし、まとまりやすくもなります。そして、返す時は中に油を入れてサッと返すと、ふんわりと仕上がります。
芝海老かき揚の作り方
COMMENT
今回は、「天婦羅」について田中一正技術理事(ホテルニューオータニ「天婦羅ほり川」)に学んだ。今回は「天婦羅の油の温度」について取り上げる。