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猪肉・秋野菜重ね焼

COOKING INGREDIENTS

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材料

  • 1人前
  • 原価: 452円
  • 調理時間: 5時間
  • 調理人数: 1人
猪肉・秋野菜重ね焼(1人前)
  • 猪肉

    30g

叩き長芋バター焼
  • 長芋

    40g

  • バター

    適量

茄子揚げ浸し
  • 茄子

    30g

栗煎餅
  • 4g

慈姑煎餅
  • 慈姑

    4g

松茸ころ煮
  • 松茸

    5g

  • 隠元

    4g

  • 胡麻味噌

    25g

COMMENT

猪肉・秋野菜重ね焼は、まだ脂がのらない猪肉バラを使用します。柔らかく炊いて、白身から抽出した脂を塗って焼くことで足りない脂を補います。猪肉はしっかりともどして柔らかくし、調味料を入れてからは炊き過ぎないようにします。松茸、秋茄子などと共に重ね焼にすることで、柔らかな猪肉とやさしい味わいの秋野菜とのハーモニーを味わっていただきます。
11月に入るとうちでは猪鍋を提供し始めますが、猪は冬を前に脂を蓄え、翌年3月まで旬が続きます。今回は名残りの秋の食材と組み合わせました。

作り方

作り方

  1. ●猪肉・秋野菜重ね焼は、猪肉にフライパンで焼き目を付け、熱湯で油抜きする。酒、生姜、葱を加えた水でもどす。出汁、濃口醬油、酒、味醂、砂糖、鷹の爪を合わせた地で一時間煮含める。適当な大きさに切る。猪の背脂から抽出した脂を塗って炙る。
    ●叩き長芋バター焼は、長芋を細かく叩いて、セルクルで形を整えながらバター焼にする。
    ●茄子揚げ浸しは、茄子を適当な大きさに切る。油で素揚げし、吸地に浸ける。
     栗煎餅、慈姑煎餅は、それぞれ皮を剥いて、適当な厚さに切る。水にさらしてから水気をよく拭き取り、油で素揚げする。後、塩を振る。
     松茸ころ煮は、松茸を大ぶりに割き、出汁、酒、味醂、濃口醬油を強火にかけてサッと炊く。適当な大きさに切る。
     隠元は、掃除して塩を加えた湯で茹でる。氷水で急冷する。後、冷ました吸地に浸ける。松葉の形に切る。
     胡麻味噌は、白玉味噌に当り胡麻、濃口醬油、煮切酒、煮切味醂、一味を加えて火にかける。器に盛り付ける。

佐藤学 氏

  • 大阪・摂津峡花の里温泉山水館
  • 料理長・公益社団法人日本料理研究会 師範